浄化槽タウン > 浄化槽について 一覧 > 生活処理基本計画について

ご登録頂くメリット

浄化槽についての解説

生活処理基本計画について

1.基本的な考え方

水洗化と生活雑排水の処理を効率的に進めていくためには、各種の生活排水処理施設の特徴を
十分に理解し、それぞれの施設の特徴を最大限に生かしつつ、
地域の実情に応じた施設整備を計画的に行うことが重要です。

このため、環境省では全ての市町村に対して、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物処理計画の一部として
「生活排水処理基本計画」を策定し、長期的な視点に立って市町村の生活排水をどのように処理するかを
明らかにするよう求めています※。

なお、国庫補助事業を活用する場合は、この計画の提出が義務づけられています。

※「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第1項の規定に基づく生活排水処理基本計画の
策定に当たっての指針について」(平成2年10月8日付け衛環第200号)

2.マニュアル活用の意義

通常、生活排水処理基本計画の策定等には、膨大な基礎資料の作成が必要となります。
そのため環境省では、新たな計画の策定や既存計画の見直しを容易に行うことができるよう
「生活排水処理施設整備計画策定マニュアル」(平成14年3月策定)を作成し、
各種汚水処理施設の経済比較のための計算式やその方法、基本計画を検討する際の視点を提示しています。

また、それぞれの施設の建設費や維持管理費等の比較にあたっての本諸元については、
環境省、国土交通省、農林水産省の3省が共同で取りまとめており、
これに基づき整備手法ごとのコストを比較することができます。

なお、環境省のホームページには、上記のマニュアルだけでなく、家屋間限界距離※の算出や
財政計画策定を支援するソフト(Excel形式)が掲出されており、整備予定地区の人口や家屋間距離等を
入力すると、それれの整備手法ごとの汚水処理に要するコストが自動的に計算されるようになっています。

※家屋間限界距離とは、「個別処理と集合処理の経済分岐点を1家屋あたりの管渠距離で表現したもの」を
いい、この距離以上離れた家屋を管渠でつないで集合処理を行う場合には、
個別処理を採用する場合よりも経済的に非効率になることを意味している。

3.効率的な施設整備の推進

汚水処理の整備については、経済財政諮問会議において策定された「改革工程表」
(平成13年9月26日)において、「汚水処理施設の整備については、経済性効率性等の観点からその分担を
見直し、連携を図る」とされており、各施設の特徴を理解した上で、
地域の特性に応じた効率的な施設整備が求められています。

また、平成14年12月には、関係省庁※の連名通知を受け、県は市町村に対し、
実情にそぐわなくなった汚水処理施設整備に関する長期構想の見直しを要請しました。

※「都道府県構想の見直しの推進について」
(平成14年12月4日付け14農振第1721号・14水港第2545号・国都下事第285号・環廃対第760号)

生活処理基本計画について

生活処理基本計画について

広告

浄化槽タウンに関して

浄化槽タウンはインターネットを通じて努力して経営されている 浄化槽保守点検・清掃業界の業者様をお客様にご紹介させて頂き、 浄化槽業界全体の向上を目指し運営させて頂いております。