浄化槽の補助金について【浄化槽タウン】

浄化槽についての解説

浄化槽の補助金について

1.補助制度の概要

生活排水対策を推進するうえで浄化槽は有効であることから、国では昭和62年度から補助制度を設け、
浄化槽の普及促進に努めています。また、都道府県でも補助金を設けている所もあります。

これらの補助金は、浄化槽の設置者に対して直接交付されるのではなく、
設置しようとする者に対して市町村がその設置費用を助成する場合に、
助成に要した経費を当該市町村に補助する仕組みになっています。

2.国庫補助の基本的な考え方

補助制度が創設された当時は、(合併処理)浄化槽とし尿のみを処理する単独処理浄化槽との設置費用の
差額相当分に対して助成するものでした。

しかし、単独処理浄化槽の設置が原則として禁止されることに伴い、平成10年度から国庫補助基準額算定の
考え方も見直され、浄化槽の設置費用に対する公費負担は、浄化槽の設置により除去される生活雑排水の
汚濁負荷量に相当する割合に着目して補助基準額が決められることとなりました。

その結果、公費負担は人槽区分にかかわらず定率(設置費用の約4割)とされています。

3.補助金を受けるための手続

浄化槽の設置にあたり補助制度を活用しようとする場合の標準的な手続は下図のとおりですが、
上述のとおり、国や県の補助金は、市町村が補助事業を行っていることが前提となりますので、
補助制度の有無や対象地域、補助金額等について、最寄りの市町村担当課にまず相談してください。

浄化槽タウンに関して

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