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浄化槽についての解説

浄化槽の種類について

1.浄化槽の多様化

浄化槽の開発の方向性は、現在、大きく2極化しています。
1つは生物処理機能をアップさせ、小容量化(コンパクト化)に向かうものと、

もう1つの方向は、処理性能の高度化に向かうものであり、
水質規制の厳しい地域における水質要求に対して、
窒素・リン・浮遊物質などのBOD(※)以外の項目についても対応するものです。

さらに、両方向(省スペース、水質高度化)に対応する浄化槽として膜分離型浄化槽が実用化されています。

つまりコンパクト化、処理性能の高度化、どちらにも対応する膜分離型浄化槽に分けられます。

(※)BODとは水の汚染を表す指標で微生物が一定時間中に水中の汚物を
分解する際に消費する酸素の量を指します。

2.浄化槽の構造と種類(補助対象浄化槽)

以下、構造と種類の詳細になりますが、専門用語等出てきて初めてご覧になられる方は
分かりづらいと思いますので、こんなものがあるんだ程度に眺めていただければと思います。
浄化槽の内部構造は種類で構造は少しづつ異なっております。

(1)構造方法・例示仕様例(告示型)

BODを除去する目的の浄化槽で、生活排水を沈殿分離や嫌気性分解した後に接触ばっ気により
浄化するもので、嫌気ろ床接触ばっ気型が主流です。
小容量型(コンパクト型)に比べ、二次処理の接触ばっ気槽が大きく、又、固定された接触材と
シンプルなプロワ(送風機)の組み合わせで、安定性の高い実績のある型といえます。

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(2)小容量型(コンパクト型)

敷地が狭かったり、ゆとりがない場合を考慮して誕生した浄化槽で、
構造方法・例示仕様型(告示型)の約70%の大きさのものです。
設置スペース、施工、残土処分など施工性に糊致があり、急激に普及し、
構造方法・例示仕様型をしのいでいます。

二次処理に担体流動や生物ろ過方式を用い処理性能を上げ、
技術的な工夫により容量を小さくしています。

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(3)高度処理型(窒素・燐・BOD除去率の高い型)

窒素・燐・BOD除去が高度に処理できる浄化槽で水道水源地域、湖沼や閉鎖性域での
より一層の水質汚濁防止、富栄養化防止の目的で用いられる浄化槽です。

平成11年度より、窒素除去能力を有する浄化槽に従来のBOD除去型の補助金額
に上乗せして補助し、普及促進が図られています。

また、平成13年度からは、BOD除去能力に関する高度処理として、BOD除去率97%以上、
放流水質のBODが5mg/9以下の能力を有するもの、
平成16年度からは、窒素及び燐の除去能力を有するものに対して補助を行い、
生活環境の保全や公共用水域の水質保全を一層推進しています。

処理方式は、流量調整機能を有する嫌気ろ床接触ばっ気循環方式、担体流動・生物
ろ過方式が主流です。BOD5mg/0以下の高度処理は膜分離活性汚泥方式です。

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